IBM LENOVO G560 突然電源落ちして その後全く電源も入らなくなった ACアダプターのオレンジのパイロットランプは点灯しているが 本体側はなんのランプ類も点かない
コンデンサー飛びの可能性が高いです 検査方法として 本体裏のヒートシンクカバーを外して メモリーソケット横少し奥に GRM31タイプのコンデンサーが2個見えますこれの導通を検査してみて下さい どう通反応が出ればコンデンサー飛びの可能性が高いです。
ドライバー先のコンデンサーがヒートシンクカバーを外した状態でかろうじて検査できるコンデンサーです最終的にはこのコンデンサが飛んでいましたが 表裏の20個ほど同タイプのコンデンサーがあり 導通反応が全てで確認できました この20個のどれか一つでも飛んでいると ドライバー先のコンデンサーに反応が出るので 判定材料になります
今回は陰に隠れた一個が飛んでいました 外してみると全てのコンデンサーの導通音が消えましたのでこれが原因でした。
定番ですが基盤を引き出しひっくり返さないと 上の写真部分は見えません
無事復活した所です 最新のI7ノートですので 復活できればかなりラッキーと言えます
ACを刺しても どこにもランプ類が点かず 電源も入らない起動もしない
小さな部品一個むしりとってしまうだけで 起動再開するかもしれません
(結構台数多いですね)
修理後の写真です 小さなコンデンサーを一個外すだけで起動再開する場合があります 数件の事例ですが 誰でも簡単に出来るので紹介します (コンデンサーはかなり小さいコンデンサーです交換するにはかなりの技量が要ります なれない方には難しいと思います) 但し外したコンデンサーは正常なものと交換するのが 本来です 外したままで使う事はご自身の判断でお願いいたします
本体裏のカバーを外したところですCPUファンそばに目的のコンデンサーがあります
ドライバ先の 茶色い小さな部品が目的の部品です
ラジオペンチでコンデンサーを外し 綺麗にカスをとりました この状態で起動再開します但し どこにもランプが点かず電源が入らないと言うG560の内の数例の事例です 多くは別な部品の不良でこのコンデンサとは関係がないというケースが多かったです 最近6台ほどがこの事例でした 本体分解もせず 小さなコンデンサーを一個取り除くだけで回復するかも知れないというものですので リスクを承知の上でおやり下さい 当方はこの後正常なコンデンサーを付け替えています
このコンデンサーは 液晶パネルへの電源系回路のオーバーロード用のコンデンサーです雷や静電気や異常電圧から回路を保護する目的で付けられています この手前回路にも同じ目的のコンデンサーが数個付けられています この小さなコンデンサーがどれだけの影響があるかは ご自身で判断下さい(トラブルが無いときには働いていない部品と言えます)
小さな部品一個で高価なノートが使えなくなるのも 悔しい限りです 本体分解する必要も無く簡単に回復するかもしれない 方法ですのでご自身の自己判断と自己責任の下でおやり下さい。
ご質問のさいは メーカー名、型番を明記下さい 一つの症状で型番がわかると
過去の経験から原因箇所の予想がしやすくなります 一つの症状から考えられる原因は沢山有ります 同じ型番の過去の経験が頼りと成ります。
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