NEC

NECでよくある 電源は入るが起動しないノート 

LL-7**/6~8Dシリーズ VY18~22シリーズ

LL-9**/6~8Dシリーズ が該当します

NECでよくある 電源は入るが起動しないノート 要望が多かったので載せます             型番が限定されますのでお気をつけ下さい。 下記写真のようなノートです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NECノートで 電源が入りファンが回る音がするが起動はしないというのがよく
在りますが下記のように 液晶下に 黒いインジケーターランプが在るタイプは
下記のコンデンサー交換で復活する可能性が高いです
ジャンク修理の入門機としては最適の機種と思います オークションでこの機種の
ジャン品がかなり安く出てくるようになりました 電源ランプが点いてファンが回るが
起動してこないと言う物は 多くがこのコンデンサー不良です
挑戦される方の参考に如何でしょうか 
(お問い合わせが大変多いので 公開いたしますが自己責任でお願いいたします



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LL7*06~7D や LL9*06~7D系 サブ基盤ロングタイプ
VY18やVY20やVY22もこのタイプのマザーです。
業務用の黒いタイプの 同じ系統のマザーとなります
このタイプは 回路1,2,3 のどれかが飛んでいるケースが多いです
主に回路2が多いです
各回路の導通試験をして 不良回路を確認しその回路内の赤矢印コンデンサーを
全て外し もう一度基盤側のコンデンサー端子を導通試験をして導通が無くなれば
OKです 新しいコンデンサーを取り付け 回路ヒューズが飛んでいますので(FU部品)
抱き合わせ修理をして下さい。これで起動は回復するはずです
出来れば 1,2,3回路の 矢印コンデンサーは全て新品と交換する事をお勧めします

 


 

 

 

 

 

 

 

1の拡大写真



2の拡大写真



 

 

 

 

 

3の拡大写真

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンデンサーが焼けていて 基盤にもこげが在る場合は
焼けたコンデンサーを取り外し 基盤のこげた部分は削り取り処置をします
二層目基盤が在りますがこのマザーは結構大きめに削っても影響が出ない事が
多いです 少しでもこげた黒い部分を残すと 通電するとそこから焼けが広がり
使えないマザーになってしまいます
参考写真 コンデンサー8個ほどが激しく焼け 基盤もかなり焼けていた
マザーです 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一部裏側に貫通するぐらい下刷りとっています。
これでも起動は回復しています コンデンサーをはんだ付けするパターン
配線はよく覚えて置いてください 半田のりしろも削り取られ針金で
配線しなおす事がよく在ります。
削り取りには私はハンデールーターを使っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下記はVY22マザーでのお問い合わせ実例です 
上段のLL7*06~7D や LL9*06~7D系 サブ基盤ロングタイプ
と同じマザーになります
Dカードデバイスが付いていないだけのマザーです
今回は 回路2のヒューズが飛び この回路のコンデンサーが飛んでいる
物と思います まず ヒューズを修理してください (直結修理でも構いません)
赤い線が入っている 4個のコンデンサーを外して下さい(ラジオペンチで
コンデンサーを横に倒すよぷに取って構いません) 取った痕の半田のりしろを綺麗に
ルーター等で処理してください(半田かすが残っていると 取り付け時にうまく半田が乗りません)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンデンサーを外して ヒューズを修理したら 仮検査で
マザーを簡単に仮組みして 電源を入れるとマザー本体は起動を開始します
(私は メインマザーにサブ基盤 スイッチ基盤 を付け外付けモニターにて
電源を入れて NECのロゴがでるとすぐにACを引き抜いてしまします
ヒートシンクも ファンの付いていないのでこれぐらいが限界かと思いますが
ヒートシンク、ファンをしっかり付けた状態であれば OSの起動まで確認できます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンデンサーが付いていなくても起動には関係ないという事です
外したコンデンサーを新しい物に交換して 組み上げれば修理完了となります
回路1や 回路3のコンデンサーが飛んでいても同じ容量で交換します
出来れば 写真 1  2 の赤い印のコンデンサーは全て新品に交換する
事をお勧めします 一ヵ月後ぐらいに交換しなかった別回路のコンデンサーが
飛ぶケースが結構多いです。
コンデンサーの検査は テスターで導通モードで両端を計り 導通音が5秒以上
成り続ける時が不良が在ると判断できます ただしその回路内に一個でも不良
コンデンサーが在ると回路内の全てのコンデンサーが導通反応が出てしまします
本当の不良コンデンサー一個を見つけ出すには かなりの経験が要ります
見た目と回路判断で探すしかありません テスターでは見つけられません

新しいコンデンサーを取り付ける要領は 綺麗にしたはんだのりしろ部分の
片方に あらかじめはんだを少々乗せておき ピンセットでコンデンサを近づけ
乗せてあった はんだをこてで溶かしながらコンデンサーを置くと簡単に
コンデンサーが基盤にうまく付きますその後反対側をはんだ付けすると
大変楽につけられます。フラックスは必ず散布してください。

NEC LL7708D PEN-M タイプマザー サブ基盤ショートタイプ ( 写真後ほど掲載します)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このマザーだと 写真の 回路1が飛んでいるはずです (電源が入りファンが回るが起動しない)
まず 1回路内のコンデンサー4個の 導通を計ってください(テスタ導通モード音が出る状態にセットし4個とも音が出るはずです)音が出る場合は4個ともコンデンサーを外してください 矢印の先に離れて一個付いています 見逃しの無いように 又このコンデンサーは稀に黄色い電解コンデンサーが付いているときがあります セラミックコンデンサーに交換可能です 外した後の基盤側両端端子を導通テストすると音は出なくなっているはずです(この状態であればOK)新しいコンデンサーを付けてください。 Fと書かれた部品がヒューズです 導通を計ると音が出ないはずです(ヒューズは音が出ないと切れています) 抱き合わせ修理をして下さい 糸ヒューズを持っていればそれを配線し 無ければ ビニール線の芯線をばらした細い線1本を這わせてください(役7A相当になります)導通で音が出るようになれば OKです これで起動は再開するはずです 8割の確立もし通電していてファンが回るのに起動しない場合は CPUの発熱確認 発熱があれば 残念ですが再起不能と成ります。 

 

   


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

又起動してしばらくして通電もしなくなる場合が在ります子の場合は再度分解 回路2のコンデンサーを計ってくださいこの回路は反対側(表側にも共通回路があります)スイッチ基盤コネクターそばにL字型に3個のコンデンサーがあるはずです 白い長方形の部品がヒューズと成ります。
合計5個のコンデンサーを交換し ヒューズが切れているはずですので 同じように抱き合わせ配線修理して下さい、 このタイプマザーでは 3回路と4回路は飛んでるのを見たことが有りません
たぶん問題ないと思いますが 念のためコンデンサーの導通試験はしてみて下さい
なおコンデンサーの導通試験は2~3秒は導通音が出る場合が在ります これは正常です
5~10秒以上音が出っぱなしになるときは不良回路と判断してください。
又 CPU真裏やそばのコンデンサーは CPUが付いている時には導通反応が出る回路がありますCPUを外して確認してください。

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

又同じショートタイプでも コンデンサーの並びが微妙に違うタイプがあります 少なくても3種理いは在ります 考え方は 最初の サブ基盤ロングタイプと同じと考えてください 
回路1と 回路3のグループわけが変わるだけですが 表側(CPUが乗っている側)
のスイッチコネクター根元に 3個付いているマザーと さらにその下少しはなれたところに
2個付いたタイプのマザーが在ります よく不良が出る部分です 必ず交換してください見落としの無いように 良く探してください。     写真の説明文                                                   青い丸部分のコンデンサーは交換しません 殆ど不良が出たことが無い回路です           赤丸部分&矢印のコンデンサー(白い紙テープの下のコンデンサー)は 交換してください       又ひっくり返して スイッチコネクター側の3個のコンデンサーは必ず交換してください         よく不良となるコンデンサーです。                   

LL7708D マザー ひっくり返して表側にも交換必要コンデンサーが
付いていますので気を付けてください。

電源部のコンデンサーが激しく焼けた 回路3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤線 AとBが重要になります この配線が焼けるとか削り取りの際に断線させるとお釈迦になります 1コンデンサー(C282)が焼けると Aの配線断線の危険が高くなります基盤側のこげを処理する際に A配線部分だけは触らないように注意して削り取りをします(もしA配線の下までやけが広がっている場合はあきらめます)この部分は 多くはダイオード D34に向かって焼けが広がる傾向にあります基盤を上手にめくり 焼けを処理する事が多いです又コンデンサー2が激しく焼けると IC Q33の足(青線2)まで広がる事が在りますこの場合は 足2本を持ち上げ こげ部分を処理して シャンパー配線で R282に繋いでしまします青線5も同じ事ですが こちら側が焼ける事は無いと思います(グラインドですから) 青線4端子が焼けるとやはりあきらめマザーとなります。

基盤が激しく焼けて パターンをめくった場合は 基盤処理をして めくったパターンを元に戻してコンデンサーを付けることが多いと思いますが 私はそうはしません めくった部分を基盤処理して絶縁テープを張りこげていないほうの端子に先に半田を載せコンデンサーを付けてしましますその上で めくったパターン配線を少しずつ戻しコンデンサー反対側に 基盤から少し浮かす様にはんだ付けします (めくった基盤を綺麗に戻してその上にコンデンサーを載せてはんだを付けると基盤ショートを再発させる事がしばしばあります めくったパターン配線は少し浮かせるように戻すのが コツかと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真2 滅多にない不良ですが1回路、2回路、3回路 何処にもショートが無いのに まぜかショート信号が出ることの無い赤丸1から コンデンサーショート信号が出てい全く起動しないケースがありますこの場合は 赤丸2のIC部品を調べてください 青足Aと 青足Bの間にショート信号が在るはすです 針などを使い 青足A側4本を全て浮かし も一度 A.B間を計り シトーと信号が出ている場合は このIC部品の不良です 交換すると起動再開します赤丸1にショート信号が出た場合は 殆どがこのIC飛びです回復不能の同じマザーから部品取りして直すしかないです。尚このIC部品は 同じ働きの物は1基盤に2個しか付いていませんもう一個は 回路2のメモリースロット側についている物が同じ部品となります別マザーに成るとICの頭に書いてある部品記号が変わる場合がありますが同じ場所についている部品は 同じ働きをします 交換可能です。


PC-LL550WG6R 電源は入るが 何の反応も無い

昨日まで普通に使って 普通に終了したのに翌日には電源は入るが起動してこなくなった この機種の定番不良に近い症状で一旦は修理をあきらめたのですが(過去に同じ物を2台修理不能としてあきらめています) マザーを検査してみると ヒューズ飛びを一箇所確認し コンデンサーやIC部品の 導通反応が全く確認できず おかしな状態棚と思い 一旦切れたヒューズを修理して 電源を投入してみると 全く反応がなくなりました なんのランプも点かなくなってしまい もう一度基盤を検査すると コンデンサーのほとんどから導通反応が出てきました ショートマザーとなったため保護回路が働いて 全く電源が入らなくなったと言う事です 一旦修理したヒューズを外して切れた状態にすると 回りのコンデンサー IC部品の導通反応が消え 一部だけ反応が出る部分が見つかり この中のどれかが不良と判定できました 最初の検査の際は全く反応が確認でき無かったのですがいったん電気を通す事で不良気味の部品が 完全に飛んでしまい テスターでも確認できる状態になったと思われます どうもこの機種はどこかのヒューズが飛んでいてその先の回路に判定しにくい軽微な不良が出るみたいです 過去の修理不能ノートも初期検査でどこからもショート信号が確認できず 何が悪いか判断できず修理不能とした物があるみたいです                     一旦 ヒューズ飛びを探し 修理して通電させるのが不良部品をあぶりだすミソですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パームレストを外した状態で今回の修理は出来ました  この場所が必ず飛ぶとは限りませんので ご注意下さい このマザーの回路ヒューズが4箇所ほど点いている見たいです それぞれで確認してみて下さい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドライバー先に2個のコンデンサーとその上に ヒューズが1個有りこのヒューズが飛んでいました 取り合えずヒューズを修理して通電してみると全く電源入らず もう一度検査すると 写真側と裏側の同タイプのコンデンサーのほとんどから導通反応が出てきて一旦修理したヒューズを外してみるとドライバー先の2個のコンデンサーのみから導通反応が出て 他は消えていました この2個のうちのどれかが飛んでいるのが確定したのでよく目視検査してみたのですが 全くおかしなところが無く 2個とも外してみました 基盤側の反応が消えたので間違いないと確信して コンデンサー交換 ヒューズも再修理して 組み立てたところ無事起動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事回復して何よりです 今シリーズは結構電源は入るが起動しないケースの不良が多いです もしかしたら過去に修理不能にしたものの中には今回のようなヒューズ飛び&コンデンサー飛びが在ったかもしれません    少々悔やまれます これもI3の高スペックノートです 回復できるとかなりラッキーと思います。

 

LL-VY20F  突然電源が落ちそれ以降全く反応なし ランプ類も一切点かない

不良箇所のあぶり出し方法を紹介します(自称プロの技1)

かなり危険作業となります マザーが完璧に壊れるか煙を吐いて焼ける場合も有ります 自己責任で作業をおやり下さい 紹介どおりやった結果責任は当方では負いません十分ご理解の上おやり下さい。

LL-VY20です ACアダプターを付けてもランプ類何も点かず

スイッチを押しても何の反応もし無い物です 普通に使っていて突然電源が切れそれ以降この状態になったそうです。まず確認作業として ACアダプターから電圧が出ているか (問題なく確認が出来ました) アダプターを本体に刺したとたん電圧出なくなる事を確認しました(当方は汎用電源を使い 電源側のランプが消える事で 

基盤ショートがあることを確認しています)

 

いつものようにマザーを引き出して コンデンサーの導通をまず確認して10個ほどのコンデンサーに導通反応が出ることを確認しマザーのどこかにショート部品が在ると言う事を確認しました(デルなどで ACアダプターのランプが消えると言うものと同じ状態と言う事です) 普通は導通の有ったコンデンサーを拡大鏡でまじまじと眺めてパンクしているコンデンサーを探すのですがこのノートはいくら探してもそれらしきコンデンサーが見つかりませんでした 此れは通常のセラミックコンデンサーではなく別な部品のショーと不良ではないかと思い 裏技を出す事にしました

写真 左側白いコネクターに赤黒の線が出ているのが電源コネクターからの線と成ります 正常なマザーの場合はACアダプターを刺した時にこの赤黒間に電圧(このノートの場合は15V)が測定できますが 不良状態の今わACが刺さっているのに電圧は確認できません(アダプター側の保護回路が働いて電圧カット出れているためです) 注目する点は白い電源コネクター下1センチぐらいに 8本足の電源ICが有ります 下の写真の様な部品です(下の写真は見やすいように別部品を撮影しました) 

真ん中の8本足の部品が目的部品です 但しこの写真は見やすい用に別場所の部品を撮影しました 参考として下さい(部品記号も違っています)

8本足部品の下4本の右端を見てください この一本だけが別回路の足となっています 此れは回路信号用の足と言われていて色々な目的での回路信号又は電圧として

電圧が掛かる所といえます 

上4本が同じパーターンに乗っています どれも同じ電圧がかかると言う事です

下3本がやはり同じパターンに乗っています 

この部品は上4本に入ってきた電圧を 安定化した電圧として下3本に流す

(又は 入ってきた電圧を規定の電圧に変換して下に流す)と言う役目があり

回路信号用の足に掛かった電圧信号により 流したり止めたりしています

(又ある部品では 出力側電圧を変えると言うような事も有ります その部品の特性により色々な使われ方をしています)

 

当方が使っている汎用電源について説明します 市販されている12V~24Vまでの切り替え式の物で 表にグリーンのランプが点いています 

基盤ショートなどが有ると ランプが消えると言う状態になります(デルなどのACと同じ様なものです)

但しメーカー品ACアダプターと大きな違いが有ります 

この汎用の安物アダプターはショート信号で一旦ランプが消えてもすぐリセットされて電圧を流す又消えるを繰り返します 無理やりに電気を流そうとします。

ここがメーカ品との違いです メーカー品は優秀で一旦ショート信号で電圧カットされるとノート本体のコネクターを抜かないと回復しません

此れは優秀すぎて私は使えません それで安物の汎用品を使っています

無理やりでも電気が流れてくれないと 検査上困りますので(シャープなどでグリーンのランプが細かく点滅する物が有ります これらのACは安物と同等のものと思います)

不良マザーの説明に戻ります このマザーに汎用のAC電源を繋ぐとランプが消えます ですが安物なので無理やり電気を流そうと切れたり入ったりを繰り返していますその為マザー側の保護回路用の電源ICが熱を持ち出します10秒ほどで発熱しだします 8本足のICがそうなのですが 沢山付いているしその中のどれなのか判らないので発熱しだした部品を指で探して見つけ出します。(やけどする場合がありますので気をつけてください 何回かは指先が水ぶくれになった事が有ります)

探し出した部品が1センチほど下の部品となります。この部品自体は正常な部品です異常信号が出るため部品保護の為電圧を止めているのに 無理に電圧が流れてくるので発熱しだすと言う物です長く電気を流すと焼けて煙を吐きます 正常部品を壊してしましますので気をつけてください 私は30秒ほどで一旦ACを抜き少し冷まして

又30秒ほど繋いであちこち発熱している部品が無いか探します

結果が下の写真部品です 直結処置をした物です

3本足の方と4本足の方を針金で直結し仮はんだ付けしています

この目的は 保護回路をパスしてマザーに直接電圧をかけるのが目的です

当然ショートしているマザーですので電圧が掛かるとショート部品が発熱し焼けだすことになります 5~6秒ぐらいで短時間で何度も試すのがいいかと思います

セラミックコンデンサーの場合は無理やり電圧が掛かるとパチンとショート爆裂を起こす場合が多く 目視で簡単に見つけられるよう成る事が多いです 黒く煙が出て黒すす状態になる事も多いです。 樹脂モールドコンデンサーはあまり焼ける事が無く異常に熱を持つ事が多いです(此れだと当方は何回もやけどをしています)

 

仮付けはんだですが少々みっともないはんだですね

別話ですが この8本のICの 3本側と4本側は導通反応は出ません もし反応が出るようだと 回路信号用の足とも反応が出るか確認して下さい

(3つの足間はどれとも導通反応が無いのが正常と言えます)

回路信号足との間でも導通反応が出る場合は明らかにそのICは内部ショートを

起こしていると思われます その部品自体が原因部品と思われます

 

このノートは直結処置をすると 又8本足のIC部品が発熱する事がわかり検査してみると導通反応は出なく 良く見ると先の電源ICと同じ役目の部品と判明(部品記号が同じ物でした)目的の不良部品はこの先の回路に在ると判断 同じように直結処置をして 又ACを繋いで不良部品探しをしました(この段階でセラミックコンデンサーの不良では無いと判断しました セラミックなら1段階目でたいがい煙を吐いていますので) 探すのは 樹脂モールドコンデンサーです 黒い四角い部品ですね

やっと見つけました 指先が焼けそうなぐらい熱くなった部品です 導通反応もしっかり出ていましたので 片方外して浮かせて確認すると部品自体に導通反応が在り基盤側パターンからは反応が消え その他のセラミックコンデンサーからも反応が消えましたので 間違いなくこの部品がショートしていたと判断しました 

完全に取り除いて 直結処置も両方外して 仮にACから電圧を流してみると ちゃんとランプ点灯して消えることなく マザー側のバッテリー端子を測定すると充電用電圧がちゃんと出ていました。 部品を付け直せば問題なく治ると確信して交換作業を開始 無事終えて組み立て開始

なお交換部品はジャンクマザーから同等品を移植しました

無事ノート本体起動再開しました 

基盤ショートが確定して コンデンサー導通部品も確認したが どうしても不良部品が見つからない 判断でき無い場合の最後の手段として この方法をやっています

かなり危険な方法ともいえます 過去にコンデンサーショートではなく基盤微細配線ショート(一層目と二層目との間でのショート)で 不慮箇所がわからず コンデンサー不良と思い同じ処置をしてACを繋いだとたん マザーからもくもくと煙と火が出てきて 大きくマザーを焼いた経験があります 危なく机の上を焼くとこでした

最初の症状は全く同じ症状をしましますがこんな事もありますので お気をつけ下さい 万が一の場合はすぐ電源を抜ける様に用意して 机の上には燃えやすい物は

おかないように十分準備してしておやり下さい 当方は不燃強化板をひいてやっています。

PC-LC950RG 900RGシリーズ バックライト点灯せず

PC LC950RG 900RGシリーズ 

バックライトが点かない うっすら映像は出ている

調べてみたら バックライトもインバーターも正常だった

マザー側からインバータ駆動電圧が上がって来ていないと言う物

ご質問のさいは メーカー名、型番を明記下さい 一つの症状で型番がわかると

過去の経験から原因箇所の予想がしやすくなります 一つの症状から考えられる原因は沢山有ります 同じ型番の過去の経験が頼りと成ります。

このタイプのノートでバックライト点灯せず調べてみるとバックライト管もインバーター基盤にも問題がなく マザー側から電圧が上がってない物が有ります

このタイプは何台もありどうも定番で弱いようです。

 

まずは 間違いなくマザー側から電圧が上がって来ていないのかを確認して下さい

右写真はインバーターのコネクター側のヒューズです(ドライバー先)此れを本体に付いた状態で電源を入れ表示がうっすらと見えているのを確認して電圧を確認して下さい 17~19Vぐらいがこのヒューズの上下に確認出来れば マザー側の電圧が来ていると言う事になります原因は別に有ると言う事になりますが このノートは上にも下にも電圧が確認できない事が多いです マザー側にインバーター電圧回路不良と判断できます。

上のことが確認できましたら ノート本体の裏の蓋を外して下さい 写真のようになります。

目的の場所はヒートシンク、ファンを外した下に有ります。

液晶えのコネクターそばに透明ビニールが張られていますそれをめくった下に有ります。

緑の小さな部品でPのマークが有ります此れが目的のヒューズとなります  両端を計りヒューズか切れているかを確認して下さい 切れていれば当たりとなります

此れを交換修理するか 別部品での抱き合わせ修理をしてみて下さい 完了後インバーター基盤をじっくり見ながら電源を入れてみてください 稀にインバーターから煙を吐く場合があります(インバーター基盤がショートしていてそれが原因でこのヒューズが飛んだと思われます)気をつけながら電源投入(この機種はACアダプターを本体に挿したとたんインバーター基盤に電圧が掛かりますので挿すときから気をつけてください)

無事点灯確認している所です このノートは過去に数台最近も連続で数台同じ修理で見ています 部品として弱い(回路的に飛びやすい)要に思います

わりと簡単な方に入る修理と思います 

LL750KGやLL560MG  バックライト点灯不良 同時にマザー側

  インバーター電圧回路ヒューズ切れ (このタイプに良くあるケース)

LL750KGですLL560MGなどクリックボタンが同じ形の物は兄弟機ですバックライトが点かなくなり液晶が真っ暗で何も出来ないうっすらと何か映像が見える 結構このシリーズでは多いトラブルですがマザー側のインバーター電圧回路のヒューズも一緒に駄目になっているケースが多いです。

定番ですが分解してマザーボードを引き出します目的の箇所は液晶コネクターの裏側にあります

ドライバー先の小さな部品が目的の部品ですが 修理後組み立ててみたら分解しなくてもこの部分は見えるのが判りました

分解しなくても本体裏のヒートシンクカバーを外すと 写真上のほうに小さい四角い穴が見えます個の奥に目的部品が見えます

少々狭いのですが 白い部品が目的のヒューズです 糸ヒューズ抱き合わせ修理している所ですが 根性と根気があれば分解しなくても修理できるかもしれません

修理後バックライト検査してみましたがインバーターは復活したのですがパネル側のバックライトは案の定数秒でちらちらとしだし不安定な状態を確認 此れがマザー側のヒューズを飛ばす原因なんです バックライト管の付け根の配線はんだ部分が切れかけて高電圧ノイズを起こしている為です いずれは焼けて完全に切れてしまうのですが

パネルを外し外枠のみを写真のように浮かせます

私はリフレクター部分のみを外す方法を取っていますバラバラに分解する事はしていません誇りが入りやすく後で大変な目にあいますので ただやり方は人それぞれで色々あります 参考までに 当方のやり方は光斑が出やすいのでお気をつけ下さい

裏のリフレクターカバーを外し埋め込み配線を外します この際金属枠は手前に45度倒しただけです がま口を開いたような上体でやっています

埋め込み配線を外す前にとく見ると写真の様の白枠に亀裂がある事が良く有りますバックライトの熱膨張収縮の繰り返しで入った亀裂で だいたいはこの亀裂が在るほうの線のどちらかが切れかけています

バックライト管一式 リフレクター 埋め込み配線枠(亀裂の反対側は無理やに折っています) リフレクターカバー 此れだけを液晶パネルから外しています

バックライト管のゴムカバーを外します 配線側にくるっと回すように引っ張ると外れてきます 後で元に戻すので切ったり破ったりしないで下さい。

今回は事前の検査で赤い配線の方が怪しい事がわかっていましたので 黒い収縮チューブをカッターで少しずつめくっていきます 線の根元が切れて居るのですが収縮チューブのせいではんだ部分にくっ付いた状態になっています その為バックライト管に通電はするのですが菅が温まってくると熱膨張を起こしきれた部分が僅かに離れる事でちらちら現象を起こしています 此れが少しひどくなるとちらちらの後両方のバックライトが消える(液晶画面が暗くなる)と成ります 此れはインバーター基盤が許容量以上の高電圧ノイズが出たため保護回路が働いてバックライト電圧をカットしている為です だから一旦パネルを閉じたり電源を切るとリセットされて起動時少しの時間だけバックライトが点くを繰り返すのです

なお2本菅用のインバーターは1本繋いだ状態では点灯しません 片方が完全に配線焼けを起こしても全く点かなくなります。

配線を外し収縮チューブを綺麗に取り去り次の準備をします 透明な物は新しい収縮チューブで2センチほどにカットして 線に差し込んで起きます。

こんな感じです

先端を7ミリほどむき出しにして配線を爪楊枝ぐらいの棒を用意して線を巻きます

こんな感じです  バックライト管のはんだ付け棒をこの穴に差し込むのが目的です

半田はあらかじめこの丸くした穴をふさぐようにはんだを載せておきます

こんな感じ

はんだこてを固定しておきそこにバックライト管と作成した配線を付けこてではんだを溶かしバックライト管を挿し込む様にするとうまくいきます(バックライト管のはんだ部分の以前の半田と配線カスは前もってこてを当てて溶かして取って置いて下さい 心棒のぼっこだけが残ります)線の向きが有りますのでよく確認して付けて下さい 青い方と同じ向きになります ハの字になったり横を向きにつけると ゴムカバーが収まりません

付け終わったら先ほどの収縮チューブを7ミリほど残してカッターで背割りします

それを写真のように背割りした方を管側に向けかぶせます

この状態で 飛び出した収縮チューブを引っ張りながら 固定したはんだこてに近づけ収縮チューブを引っ張ってる指を管側に倒すように熱を加えると綺麗にかぶります

余分な部分を切り落とし 最初のゴムカバーを元に戻すと完成となります

 

最後にリフレクターを少し広げて起きます アクリル板にはめ込みやすくする為です

上からはめ込みますので少し広がっていないとなかなかはまりません 又はめ込んだ際に変更レンズシート(4枚ぐらい有ります)此れを挟み込んでいないかしっかり確認して下さい 挟み込んでいると大きな光斑の原因になります

(はめ込んだ後液晶ガラスを少し開いてドライバー等でシートを液晶ガラス側に

移動するようにすると良いかと思います

後は分解時の逆に組み立てていくと完成となります

LL750SGやLL550TG  バックライトが点かないや消える状態のもの

LL750SGやLL550TG  バックライトが点かないや消える状態のもの

  でインバーターやバックライトが原因ではない(正常品と交換しても

  治まらない バッテリーのみで起動させてみるとバックライトが消える

  事が無くACを挿すと消える又は数分で消えると言うものです

  この機種の定番でかなり多い不良です。  

LL550TGの修理後の写真です バッテリーを外しAC電源のみでも

消えることなくちゃんと点灯するようになりました

修理する前はACを繋いだ状態で起動させるとバックライトが全く点かずくらい状態で起動してくると言う物です よく見ると薄く画面が見える状態

バッテリーのみで起動させるとバックライトは消えず何時までも普通に使えるのですが その状態でACを挿すとすぐ消えたり 数分で消えると言う現象が出ます

樹脂コンデンサーの容量抜けが原因です 交換すればぴたっと治るはずです

本体裏のカバーを外します ヒートシンク、ファンを外します

液晶コネクターを外し その周りの黒いビニールシートをめくってください

 

こんな感じです私はこの状態で交換しますが 分解しマザーを引き出して交換することをお勧めします 手前の液晶コネクターを破損させると元も子もなくなります

 

右側黒い樹脂コンデンサーが目的の部品です

(テスタで計っても導通反応が出るわけでは有りません 

 良し悪しの判定が難しい部品ですね)

 

交換用の部品ですジャンクマザーからの取り外し品

このノートは バックライト管の配線部分接触不良も大変多いノートです

この場合は ACでもバッテリーでも同じ状態で暗くなる特徴があります

又 ACでもバッテリーでも最初から真っ暗でバックライト点灯しない

場合も多いですこの場合はインバーター基盤を疑ってみて下さい

インバーター基盤のヒューズ側に電圧がちゃんと来ているかを確認下さい

ヒューズの両端に電圧15V前後(ACを刺した時)が確認できた

特は インバーター基盤不良の可能性が高いです

ヒューズに電圧が確認できない場合は マザー側のインバーター回路ヒューズ

が切れていることが多いです 上写真白い液晶コネクターの裏にあります

白い小さなチップヒューズが点いています 2個有りますが 左側(中心よりの

方です)

又この機種独特ですが このヒューズも切れていないのにインバーターに

電圧が上がらないと言うケースが過去に4台ほどありました

上の写真の下から2枚目 液晶コネクターの写真がありますが

このコネクターの 上の段右側3本までが共通と成っていて電圧端子になっています

ヒューズからこの端子までの基盤内配線が切れる珍しい不良が在りました

裏のヒューズからこの端子までジャンパー配線を施した修理が

4台ほどありました 他のノートでは見た事がない珍しい不良です

参考までに。

ご質問のさいは メーカー名、型番を明記下さい 一つの症状で型番がわかると

過去の経験から原因箇所の予想がしやすくなります 一つの症状から考えられる原因は沢山有ります 同じ型番の過去の経験が頼りと成ります。

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